【パズドラ】パズドラの中国進出で予想されること



ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>の森下一喜社長は20日、主力のスマートフォン用ゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の中国語版を年内に現地でサービス開始すると明らかにした。すでに現地パートナーを選定し、中国のユーザーに合わせた仕様の調整に入っているという。東京で開催された「ロイター日本投資サミット」で述べた。

2012年2月に国内でパズドラを開始して以来、急拡大する同社は、今後の成長ドライバーを海外展開に置いている。

パズドラはすでに、米国、カナダ、韓国、欧州7カ国、台湾、香港の12の国・地域に進出。森下社長によると、海外市場だけで700万ダウンロードを突破した。次の展開として、これまで「準備中」としていた中国市場について、初めて具体的に語った。

森下社長はパズドラの中国語版について、「中国市場はダイレクトに展開するのは不可能。現地パートナーはすでに絞り込んだ。現在、中国の言葉だけでなく、現地ユーザーに合わせた調整を行っている段階で、リリーススケジュールを協議している」と述べた。

中国でのサービス開始に関しては、「われわれもパートナーも、早く出したい気持ちはあるが、現地ユーザー向けの調整に時間をかけている」といい、「年内の早い時期」とするにとどめた。

引用元:http://www.huffingtonpost.jp/2014/05/20/gung-ho-puzzle-and-dragons_n_5356365.html


中国のオンライゲームユーザーといえば、かつてはチートのイメージしかありませんでしたが、最近は、一部の富裕層によるガチャへの大量課金も話題です。

現在の中国はごく一部の共産党幹部の閨閥派閥が、その他全ての中国人を支配して大金持ち化していますからね。石平氏によると、中国を支配しているのは300家族に集約されるとか。。。

さて、中国の大金持ち層にガチャをさせるために、パズドラにどんな新コンテンツが導入されるのか?

もう三国志のメジャーなキャラや中国の伝説がらみの神やドラゴンは導入されていますが、まだまだいろいろと掘り起こせば中国がらみのモンスターは出せます。

神話で言うと鉄の神とかありますし、あと水滸伝とかも、、、それからカンフー映画。。。

歴史上の人物で三国志以外にも、人気のある劉邦項羽とか。。。

中国との合弁を、工業技術分野でやると技術を盗まれるリスクがありますが、ゲーム分野は、コンテンツ力が問われますので、一朝一夕に無形のクリエイティビティはコピーできません。

ていうか技術的にはパズドラのコピーはすでに中国でも可能で、コピーゲームもありますが、人気が出ません。

ハリウッド映画を日本がまねしても、世界的ヒット作は出ないのと同じで、コンテンツ分野は、工業技術と違って、そう簡単にノウハウを移転できるわけではありません。

というかその民族や国家によって得意不得意があるでしょうから、日本がハリウッド映画の真似を何十年しても本家に追いつけないでしょう。
そうじゃなくて、ジブリアニメや攻殻機動隊のように、日本独自のアプローチで作った映画が世界的人気となりました。

ということで、日本のネットゲームが中国の運営会社と組んでローカライズ版を作るのは、何の問題もないと思います。
それどころか、この形態は、あちらと問題が起これば、むこうは運営だけで開発ができないわけですから、中国に工場を作るのと違い、こちらの優位性を保つことができます。

ということで、ネットゲームの東アジア進出が現在盛んで、パスドラ以外にも、PSO2やチェインクロニクル、黒猫withなど、様々なゲームがローカライズ版をローンチさせています。
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[ 2014/06/19 12:14 ] ★パズドラ | TB(0) | CM(0)

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